システム農学会優秀発表賞(北村賞)


システム農学会優秀発表賞は,若手会員による優れた研究発表に対して授与するものです。
この賞は,本学会の設立・発展に尽力された北村貞太郎博士の名前を冠した「北村賞」の別名があります。
下記の表彰規程に基づいて2005年度より審査・表彰が行われています。
受賞者には,賞状および副賞(賞金)が授与されます。
応募資格があり,審査を希望する会員は,一般研究発表の申込時に申し出ることで応募できます。
これまでの優秀発表賞の受賞者を紹介します。(敬称略・受賞時の所属)

開催年次 開催地  受賞者  受賞演題
2017年秋季 網走 岩ア 健太(道総研) UAVと作物モデルを用いた防風林が飼料用トウモロコシ収量に及ぼす影響の評価
2017年春季 新潟 淺野 悟史(地球研) 「地域の環境ものさし」が促進する環境保全型農業と生きもののにぎわい
2016年秋季 東京 山田 佐和子(京都大学) わが国におけるウシ生産の環境・経済性の同時評価手法の開発とその応用
2016年春季 福岡 田中 貴(京都大学) 中国雲南省の湖岸植生帯におけるヨシの飼料化が窒素除去を向上する
2015年秋季 仙台 瀬戸口 暁(京都大学) 褐毛和種周年放牧肥育生産に関するLCAによる環境影響および経済性の評価
2015年春季 岐阜 大風 翼(東北大学) CFDによる植樹された防潮林が仙台平野沿岸部の農地の飛砂発生頻度に及ぼす影響の検討
    寺谷 諒(京都大学) GISを用いた自己保全管理農地に関する広域的な分析について
2014年秋季 京都 山下 萌(岩手大学) 牧草地における植生中放射性セシウム濃度の経年変化
    町 慶彦(NTCI) ブルキナファソ・中央北部州におけるザイの普及状況と地域住民による受け入れ
2014年春季 東京 受賞者なし
2013年秋季 盛岡 桑田 恭光(東京大学) タイ県別移動による農村地域の変容
    納家 寛人(京都大学) エージェントを用いた集落営農の経済的評価
2013年春季 つくば 江口 沙綾(岩手大学) 放牧地における空間放射線量率空間分布の経年変化
2012年秋季 南箕輪 Do Thi Viet Huong(鳥取大学) Analysis of urban expansion and flood risk change in Da Nang city in Central Vietnam
2012年春季 鳥取 三輪 雅史(京都大学) 放牧条件下におけるウシの心拍数と3軸動的体加速度(ODBA)との関係解析
    小村 陽平(京都大学) サヘル地域における「危機の年」の認識と生業レベルでの対処行動 −ニジェール南東部の農耕民および牧畜民の村落を事例に−
2011年秋季 広島 篠ア 蓉子(鳥取大学) ALOS全センサを用いた熱帯地域における水田抽出手法の検討(1)−インドネシア・チアンジュール県の事例−
    橋口 岳史(京都大学) 野生ニホンザル加害群の集落利用と被害の発生
2011年春季 京都 楠山 達弥(京都大学) LAI推定指標(TIPS)の複数年度での有効性の検討
2010年秋季 西宮 長命 洋佑(龍谷大学) 中国内モンゴル自治区における農業生産構造の規定要因に関する研究
    加藤 陽平(京都大学) アマニ油脂肪酸カルシウムを用いた肉用牛肥育生産における最適飼料設計とそのLCA評価
2010年春季 那須 吉村 伸一(信州大学) 河道狭窄部上流域における洪水と土地利用 −天竜川上流・伊那峡を対象として
    兒嶋 朋貴(京都大学) GPSおよびGISを用いた放牧牛の耕作放棄地における空間的利用パターンとそのエネルギー消費量との関係
2009年秋季 つくば 肴倉 玉実(京都大学) Evaluation of forest land allocation in upland area of central Vietnam through stakeholder analysis: A case study in Hong Ha commune
    高橋 勇(鳥取大学) タイ国・ピチット県周辺における水稲の作付けパターンと地形・洪水との関係
2009年春季 東京 吉田 美幸(鳥取大学) 時系列ALOS画像を用いたタイのキャッサバ栽培地の解析−東北部ナコンラチャシマ県の事例−
    Ngo Tung Duc(京都大学) Assessment of sustainability of crop production system: Integrated analysis framework for a case study of mountainous area of Thua Thien Hue province, Vietnam
2008年秋季 江別 川村 健介(広島大学) 地表面反射スペクトルを用いたニュージーランド高原放牧草地の草量と草質の推定と空間分布図の作成
    牧 雅康(京都大学) リモートセンシングデータを用いた小麦の出穂期までのLAI推定
2008年春季 西条 石塚 直樹(農環研) 衛星画像を用いたSS負荷に対する冬季代かきの評価
    岡本 侑樹(京都大学) ベトナム中部Sam-An Truyenラグーンにおける空間的季節的な底質環境変化と漁業資源管理
2007年秋季 岐阜 岩出 卓也(東京大学) コスト面からみた東南アジアにおけるバイオエタノール生産実現の決定要因
2007年春季 京都 田端 祐介(京都大学) フローアナリシスによる家畜−作物複合システムにおける栄養素循環の解析
2006年秋季 仙台 本田 学(東京大学) 中国省市自治区別穀物需要予測 —年齢構成及び飼料効率に注目して—
2006年春季 つくば 坂本 利弘(農環研) メコンデルタにおける水稲作付体系の把握
    高橋 由香(京都大学) IKONOS データとLiDAR データを用いた林相区分
2005年秋季 東京 鈴木 研二(JIRCAS) ラオス・ビエンチャン特別市における近年の日雨量特性
2005年春季 新潟 濱口 航(東京大学) 中国雲南省・真池における窒素フローモデルの構築

 


システム農学会優秀発表賞(北村賞)表彰規程

第1条 定款第3条4号に基づき,システム農学会優秀発表賞(北村賞)を設ける。

第2条 システム農学会優秀発表賞(北村賞)は若手会員の資質向上に資することを目的とする。
2 システム農学会優秀発表賞(北村賞)は北村貞太郎博士の本会に対する貢献を記念する。

第3条 受賞資格は,システム農学に関する優れた研究をなし,大会において優れた発表を行い受賞年度末において満35歳以下の会員とする。

第4条 応募しようとする者は,一般発表の締切日までに,本人の所属,氏名,略歴(年齢),演題を提出しなくてはならない。
2 発表講演は応募者が行い,共同研究の場合は筆頭著者であることとする。
3 受賞は1回のみとし,応募は第3条を満たす限り何度でも受け付ける。
4 発表内容には新規の内容が含まれることとする。
5 授賞は大会毎に若干名とする。

第5条 システム農学会優秀発表賞(北村賞)受賞者の選考は,会長が優秀発表賞(北村賞)委員会を設置して行う。優秀発表賞(北村賞)委員会の構成はシステム農学会編集委員および応募講演の座長とする。また,会長は必要に応じて正会員を委員に加えることができる。
2 優秀発表賞(北村賞)委員会は,大会期間中に選考の結果を会長に報告しなければならない。

第6条 会長は,優秀発表賞(北村賞)委員会の報告に従い,大会期間中に受賞者を表彰する。